
現在、企業におけるデータ容量は急成長を続け、運用に掛かるコストやストレージデバイスの増設など、システムの複雑化による明朗な管理が困難な状況となっています。また企業システムにおいては、すべての企業活動を明確に把握できる状況にし、かつ企業活動を止めないシステムが求められています。「F5 ARXシリーズ」は、企業内にある様々なベンダーのストレージを仮想的に統合管理を行い、管理者に掛かる負担を軽減できるインテリジェンスなファイル仮想化ソリューションを提供します。
ネットワーク上でストレージを仮想化することでファイルを物理的なストレージの制約から解放し、ストレージのスケーラビリティを向上します。複数のストレージデバイスをまとめたティア単位でストレージエリアを管理でき、データの移行やストレージエリアの拡大を容易にします。
重要なファイルが含まれるからといって、ストレージ全体を高性能なストレージデバイスで構成するのは効率的ではありません。重要度および利用頻度も高いファイルのみを高性能なストレージデバイスに保存できれば、ストレージインフラへの投資が効率化します。
業務上重要なファイルやアクセス頻度の高いファイルは、信頼性の高い、高価なファイバーチャネルディスクのティアに保管し、重要度の低いファイルや一定期間アクセスされなかったファイルは、安価なSATAディスクに自動保管するなど、膨大なストレージを必要とする環境では、TCOの削減に大きく貢献します。
シャドーレプリケーション機能を使えば、回線コストや管理負荷を抑えてディザスタ・リカバリサイトを構築できます。差分ファイルだけをバックアップできるので、経由するWAN回線帯域とバックアップ時間を最小限に抑えます。バックアップサイトはリードオンリーのストレージとして扱われ、ファイルを適切に保護します。
拠点などに分散されたファイルサーバのバックアップを本社データセンターに集約して実行し、分散環境の管理負荷とコストを低減します。
ARXのロードバランシング機能により、ひとつのファイルサーバに使用率が集中しないようファイルの書き込みを分散させ、ファイルサーバの使用率を均一化し、偏りをなくします。他のストレージは空いているのに、特定のアプリケーションのストレージを拡張してしまう、といった無駄を防ぎます。また、各ストレージのスループットを集約することで、アプリケーションのパフォーマンスも向上します
ARXによるファイルストレージ仮想化は複数のストレージデバイスを「グローバルネームスペース」として、仮想的に1つにまとめあげ、クライアントからのストレージノードに対するアクセスをARXがすべて中継する、いわばファイルプロクシとして動作します。「グローバルネームスペース」によって仮想のファイルパスにマッピングし、ファイルアクセスを提供するため、ARXは透過的にストレージデバイスにファイルアクセスすることができます。
<ARX500 (エントリモデル)>
<ARX1000 (中規模向け)>
ARX500 |
ARX1000 |
ARX4000 |
ARX6000 |
|
筐体 |
1U Fixed |
2U Fixed |
4U (スイッチタイプ) |
13U (シャーシタイプ) |
インタフェース |
2x GigEポート |
6x GigEポート |
12x GigEポート, 2x 10GigEポート* |
24x GigEポート |
スループット |
100MB/Sec |
400MB/Sec |
1GB/Sec |
2GB/Sec |
管理可能ファイル数 |
3億8400万個 |
3億8000万個 |
20億 |
20億 |
* ファイバポートの利用には別途SFP/XFPが必要です。
ARX500 |
ARX1000 |
ARX4000 |
ARX6000 |
|
外形寸法(H,W,D)(cm) |
4.33,43,67.20 |
8.57,48.26,60.33 |
17.78,48.26,73.66 |
57.79,48.26,58.42 |
重量(kg) |
14.06 |
15.88 |
43.55 |
68.04 |
最大消費電力(W) |
450 |
440 |
975 |
1704 |
対応プロトコル |
NFS,CIFS,マルチプロトコル |
NFS,CIFS,マルチプロトコル |
NFS,CIFS,マルチプロトコル |
NFS,CIFS,マルチプロトコル |
冗長電源 |
- |
- |
○ |
○ |
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