日本ラッド株式会社ロゴマーク

プレスリリース

平成22年8月24日

日本ラッド、USBブート型シンクライアントの無料提供を開始

-国内初、クラウドサービスと繋がるシンクライアントシステムソリューション-

日本ラッド株式会社(JASDAQ上場、本社:東京都新宿区、代表取締役会長:大塚隆一)は「SaaSesブランド」で提供するサービスに、情報漏洩対策として注目を集めているシンクライアント(*1)を商品名CIRRUS(シーラス)として無料で提供すると発表しました。8月24日より、SaaS及びレンタルサーバー事業を提供している「SaaSesサービス」のひとつとして提供を開始します。

CIRRUSは、簡単な情報登録のみで法人・個人を問わずどなたでも無料でご利用いいただけます。さらに「SaaSesブランド」主要商品のHelios、Osukini、ThunderHead各シリーズと組み合わせることで、クラウドサービス(IaaS)との連携も可能となります。同ソフトは www.saases.jp からダウンロードして利用することが可能です。

(*1)
ハードディスクなどの外部記憶装置を持たず、サーバに集約されたデータを遠隔操作するための画面表示に特化した端末を指します。外部記憶装置を持たないため、万が一の盗難・破損の場合にもデータの流出・紛失がなく、個人情報保護法・情報漏えいの対策として近年注目を集めています。

CIRRUSの特徴は以下のとおりです。

①圧倒的な低コストで導入・運用が可能

個人情報保護法、SOX法の施行に伴い企業の情報管理ニーズはますます高まっています。また、クラウドによるリモートコンピューティングが広がるなかで、情報管理のツールとしてデータセンター上のコンピュータを利用しPCの遺失や盗難による情報漏えいを防止する動きが大企業では進んでいます。しかしこれらのシステムの構築には一般的に100台規模で2千万円以上の構築費用と月額数十万円の運用費用が必要でした。日本ラッドのシンクライアントはホスティングソリューションと組み合わせることによって、これらのコストを100分の1以下に圧縮します。

②導入手順をGUIで簡素化してコスト削減

CIRRUSはUSBブート型のシンクライアントとなっているため、既存のPCにいっさいソフトウェアをインストールしません。PC環境はブートデバイス設定のみの変更だけで利用が可能です。GUIによるコンピュータのリモート活用が可能となります。任意のホスティングサービス(VPSや専用サーバ)やクラウド/IaaSサービスをグラフィカルユーザインターフェースで利用可能となります。サーバサイドにインストールしたワープロや表計算を利用するサーバサイドコンピューティングが実現可能です。

③利用形態の汎用性と拡張性

CIRRUSには利用制限がありません。任意のシステム用に利用することも可能です。

日本ラッド株式会社について

  • 所在地:東京都新宿区四谷4-16-3 日本生命新宿御苑前ビル8F
  • 代表取締役会長:大塚隆一
  • UJASDAQ上場(コード番号 4736)
  • URL:http://www.nippon-rad.co.jp/

ソフトウェアの受託開発、システムインテグレーションを主業務とする1999年に公開したJASDAQ上場企業です。近年は自社データセンターを起点としたSaaS事業、業務分析等のコンサルティングサービスのご提供をはじめ、多次元ビジネス分析、地域交通インフラ、動画ネット配信等のソリューションに注力しています。

お問い合わせ先

日本ラッド株式会社 ネットワークコンピューティング事業本部 担当:大塚、小井土