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設備保全を根本から変える!Kintone構築CMMS

Fabriko(ファブリコ)設備保全|kintoneで開発した設備保全管理システム

PART1

Fabriko(ファブリコ)設備保全とは?Kintone構築×IoT対応の革新的な設備保全管理システム

クラウド型の業務改善プラットフォーム「kintone(キントーン)」上で、設備保全活動を管理・効率化するアプリパック「Fabriko(ファブリコ)設備保全」が登場しました。プログラミングの知識がなくても、設備の点検記録やメンテナンス履歴を一元管理できるシステムを簡単に構築できます。さらに、IoTシステムと連携させることで、設備の状態をリアルタイムで把握し、予知保全を実現。設備のダウンタイム削減や生産性向上に貢献する、より強力なCMMS(Computerized Maintenance Management System=設備保全管理システム)として活用可能です。

kintoneのアプリパックFabriko(ファブリコ)設備保全の概要
図:kintoneアプリパック「Fabriko(ファブリコ)」の概要
設備保全業務をデジタル化し、点検入力・修理実績入力・在庫管理などを一元化。さらにIoTシステム「Dereva Link」「Konekti EX」と連携し、予知保全や戦略的な保全計画を実現します。
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この図は、サイボウズ社の「kintone(キントーン)」上で動作する、設備保全管理システム「Fabriko(ファブリコ)設備保全」の概要を示しています。

kintoneのアプリパックFabriko(ファブリコ)設備保全は、設備保全業務をデジタル化し、効率を最大化するソリューションです。生産担当者と保全担当者の連携をスムーズにし、点検入力や修理実績入力、予備品在庫管理などの保全活動を一元管理します。

また、IoTシステム「Dereva Link(デレバ リンク)」や「Konekti EX(コネクティ イーエックス)」と連携することで、設備データのリアルタイムモニタリングや収集、分析が可能になります。これにより、故障を未然に防ぐ予知保全計画の自動作成や、KPI評価に基づいた戦略的な設備保全を実現します。

プログラミング不要で導入できる手軽さと、強力なIoT連携で企業の生産性向上とコスト削減に貢献するCMMSをお探しの方に最適なシステムです。

PART2

Fabriko(ファブリコ)設備保全が選ばれる理由|kintoneで開発した設備保全システムの3つの特長

人気プラットフォーム『kintone』上にアプリを展開

ノーコードツール『kinotne』で動作するアプリですので、即展開が可能です。また、画面カスタマイズ、他のkintoneアプリとの連携も柔軟に対応可能。他社CMMSに無い拡張性を備えております。

保全活動に必要な機能を完全網羅した本格的CMMS

日本ラッドではIoTによる現場改善の一つとして、保全活動の効率化ソリューションを展開して参りました。現場で得たノウハウと技術を活用し、既存のCMMSの機能をカバーしつつ、IoT技術を駆使した「今までにない」CMMSソフトウェアを構築、設備保全に必要な機能はすべて網羅しております。

計画保全から予兆保全、予知保全へ。IoT連携で戦略的な保全を実現

日本ラッドでは『Konekti』や『Dereva』といった設備データの自動取得・分析ソリューションを展開しています。センサーやPLC等から取得したデータを活用して、計画メンテナンス前の故障予兆の確認、AI等による自動予知などを活用した「柔軟で戦略的なメンテ計画組み換え」が可能。作業記録を残すだけのCMMSではなく、戦略的な保守実施をアシストするシステムの構築が可能です。

従来型とIoT連携型の設備保全計画立案の違い

従来型とIoT連携型の設備保全計画立案の比較|kintone構築CMMS
図:従来型とIoT連携型の設備保全計画立案の違い
従来型は作業間隔を基準に定期点検を計画。IoT連携型はPLCやセンサーのデータを活用し、予兆を自動検知して計画に反映することで、戦略的な保守を実現します。
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保全計画の立案について、従来型とIoT連携時を比較した図です。。

保全計画の立案について、従来型とIoT連携時を比較した図です。
従来型の保全計画立案では、作業の間隔を判断基準にして点検等をスケジュール化しています。
Fabriko(ファブリコ)設備保全がIoTと連携した場合の保全計画作成では、

  1. PLCやセンサーなどからのデータを、IoTプラットフォーム「Dereva(デレバ)」の監視項目に設定
  2. 監視項目から予兆を自動認識
  3. 稼働時間・ショット数・トレンド等から判断処理し、予兆のあるものを割り込んで計画作成

することができ、戦略的な保守実施に繋げられます。

PART3

設備保全業務に必要な機能を網羅!Kintone構築CMMS「Fabriko(ファブリコ)設備保全」機能一覧表

カテゴリ 機能 対応 内容
点検 点検計画確認 標準 自動生成された点検タスク(計画)を表示、設備やユーザ毎に検索可能
点検記録入力 標準 担当者別点検タスクを参照し、実績を入力
プラグインOP カレンダー表示対応(担当者フィルタリング実施)
保全・修理 作業・修理依頼閲覧 標準 作業・修理依頼の一覧が見える
作業・修理依頼入力 標準 修理依頼の新規入力・修正入力が可能、外注に対応し、外注の場合は依頼状況と納期を管理
保全作業記録入力 標準 修理依頼よりスクを選択し、実施した内容を入力する画面
プラグインOP カレンダー表示対応(担当者フィルタリング実施)
図面管理アプリ TBA 図面の保管一覧、検索が可能でPDF資料を表示できる
TBA 図面登録・修正画面
台帳・マスタ 設備台帳 標準 設備一覧を表示する(工場・建屋・ライン等でフィルタリング可能)、設備は親子関係で表示可能
標準 設備詳細の閲覧・修正が可能、保全履歴・点検履歴など最新情報表示
予備部品台帳アプリ 標準 予備品の一覧を表示する
標準
  • 予備品の内容登録を実施、対象設備等の一覧も同時に管理する
  • 最新の在庫状況・リードタイムも表示(在庫管理機能へリンク)
  • 予備品から見た利用設備を紐付けるマスタ管理を実現
作業マスタ 点検マスタアプリ 標準 点検マスタ一覧表示(工場・建屋・ライン等でフィルタリング可能)
標準
  • 設備単位、子設備単位、詳細作業の3段階で管理できる入力・編集画面
  • 点検作業判別パラメータ(期間・対象設備の累積稼働時間・予兆閾値・・等)を設定
予備品在庫 在庫管理 オプションAP 予備品在庫一覧表示、工場、建屋、置き場(倉庫)で表示
オプションAP 詳細画面受け払い履歴の表示、移動平均(月バッチ対応)、在庫金額
オプションAP 入庫情報の入力、仕入れ情報、価格、在庫ロケーション等を入力、調整入力にも対応する
オプションAP 払出情報の入力、戻入、調整入力に対応
棚卸機能 オプションAP 在庫一覧、実棚の入力、棚卸調整及び理由管理
プラグインOP バーコード読み込みに対応(ハンディー/PCのHID対応)
購買管理機能 発注機能
オプションAP 予備品マスタと連動した発注処理、発注履歴一覧
プラグインOP 発注の新規入力・発注帳票作成
自動処理 計画自動生成 標準 設定したパラメータにより、各作業の点検タスクを自動生成する
SIオプション 予兆閾値によるロジック生成フレームワーク(要SI)
メール通知機能 標準 タスク到来などでメール出力する機能、ローコード開発も可能
入力閾値によるメール通知 標準 リマインダー機能、プロセス管理を使用して作成する(個別設定で対応)
データ出力 標準 SQL登録型CSV出力機能
データ分析・ダッシュボード可視化 オプションAP Konekti EXDerevaとの連携で対応
PART4

Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリ連携でメンテ計画作成と自動メンテ記録などを実現

Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリ連携時のメンテ計画作成や自動メンテ記録実現の流れ
図:FabrikoとKonekti EXを連携し、設備保全計画の自動作成から現場記録、在庫管理までを効率化する流れ
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この図は、Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリの連携で、メンテナンス計画作成や自動メンテナンス記録などを実現する流れを示した図です。

Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリ上でマスタと実績データから自動処理でメンテ計画の作成や、作業依頼画面から保全要請をすると、点検作業・保全依頼スケジュールを画面やメールで確認できるようになります。

それをふまえ、現場では点検・保全作業を実施して記録します。
Konekti EX(コネクティ イーエックス)との連携で、設備・センサーデータの自動反映も可能です

結果として、Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリで以下のことが可能になります。

  • 予備品の在庫管理
  • 自動発注手配
  • 保全履歴保管・閲覧

またKonekti EX(コネクティ イーエックス)では、保全履歴をコンバートして設備やセンサーデータを統合することで、予兆保全・保全戦略設計に役立てていただけます。

Summary

Fabriko(ファブリコ)設備保全アプリは製造現場DXを推進するkintone構築のCMMSです

kintoneのアプリパックFabriko設備保全は、設備保全業務をデジタル化し、効率を最大化するソリューションです。生産担当者と保全担当者の連携をスムーズにし、点検入力や修理実績入力、予備品在庫管理などの保全活動を一元管理します。また、IoTシステム「Dereva Link」や「Konekti EX」と連携することで、設備データのリアルタイムモニタリングや収集、分析が可能になります。これにより、故障を未然に防ぐ予知保全計画の自動作成や、KPI評価に基づいた戦略的な設備保全を実現します。プログラミング不要で導入できる手軽さと、強力なIoT連携で企業の生産性向上とコスト削減に貢献するCMMSをお探しの方に最適なシステムです。